ハロン湾

ハロン湾はベトナム有数の景勝地であって、静かな海面から突き出した大小２０００の奇岩が見事である。１９９４年にユネスコの世界自然遺産に登録されている。
一口にハロン湾と言っても、とても広いので、半日のクルーズではハロン湾の陸地に近いところを少し回るだけであるから、1日のコース又は１泊２日のコースがお勧めです。
「ハロン湾クルーズは大したことはない」という人に話をよく聞くと、半日コースでクルーズしている。

クルーズ船

ハロン湾のクルーズ船は大小様々であるが、大きなクルーズ船に乗る場合には、船乗り場から左下のボートに乗り、湾内に停泊している大きなクルーズ船に移動する。
大きなクルーズ船は、右下のように島への上陸用のボートを牽引しながらクルーズする。

下の2枚の写真は、ハロン湾のクルーズ船のうち唯一アジアンテイストであるＥＭＯＴＩＯＮである。他のクルーズ船の食事はフレンチである。

島巡りのクルージング

クルーズ船はいろいろな奇岩の傍をゆっくりと航行し、いくつかの島で観光客を上陸させ、またゆっくりと次の島に向かって航行する。
夕方になると湾内の陸地から離れた場所で停泊して夜を過ごし、翌朝、別の島の観光をしながら戻って行く。

スンソット洞

スンソット洞は、クルーズ船の乗り場から南東に約１３ｋｍ航行したところにあるボーホン島の鍾乳洞で、内部はライトアップされており、珍しい形状の奇岩が多数ある。
下の写真は、スンソット洞の入口で、ボートから降りて少し上る。

ティップトップ島

ティップトップ島は、スンソット洞から少し北西に位置する島で、砂浜があり、急な坂を頂上まで登るとすばらしい眺望が得られる。

フィッシィング・ファーム

クルーズ船の乗り場に比較的に近い場所にあるフィッシング・ファームである。
ここには小学校の教室があり、近時、人々は養魚よりも洞窟巡りのボートで生計を立てているという話である。
観光客は２人から６人のグループ毎に手こぎのボートに乗り換え、洞窟巡りをする。