花連は、その奥に大理石の宝庫として知られる太魯閣（タロコ）を控えているため、町中に大理石があふれている。ビルの外壁はもちろん、左の写真のように歩道には大理石が敷かれ、右の写真のように町の公園には大理石でできた大きな彫刻が多数見られる。

七星潭海岸（花連よりも少し北に位置し、花連空港の東側つまり太平洋側にある海岸）

この海岸には、模様や形などに特徴を持つ石が散在している。中国語の説明はあるが難しいので紹介できない。
おそらく、サンゴが凝固して石灰岩となり、この石灰岩が何らかの外的要因により種々の模様になったのであろう。

右下の写真の石には、「岩石中的千層派・・・千枚岩」という説明と、石の形成プロセスの説明があった。
薄い楕円形の石ばかりで、丸い石が見当たらないのがおもしろい。

定置網漁業用の漁船
この漁船は、先端部がカーブし両端が塞がれた５，６本のパイプが括られて筏状になっており、定置網に掛かった鯨や鮫などを海岸に引き寄せるためにある。