列車が通過した後は、何事もなかったかのように、また線路があるのを意識していないかのようにして商売をしている。

線路の上までテントが張り出し、買い物客は線路の上を歩く。

列車の到着を知らせるアナウンスがあったので、商店主はテントを畳み始める。

列車が近づいてくる頃には、商売を中断して列車の通過をただ待つのみ。

列車は遠慮しながら、そろそろと、マーケットの中を通過する。
線路の脇にマーケットができたのか、マーケットの中を列車が通過するようになったのか、分からなくなる。

列車は、商品の魚や野菜の上を走る。列車の風圧で商品が傷まないように列車はゆっくりと走る。

列車が通過すると、マーケットは再び、活気を取り戻す。

マーケットには、いろいろな食品が並んでいる。左の写真はカエルの干物である。焼いて食べるらしい。なぜか全部裏向きに売っていたので、１つだけ表向きにさせてもらった。そのほかには、ナマズや名前の分からない魚、どうするのか全く分からない品物が並んでいる。