ホーチミンから南西へ車で１時間半ほど走ると、メコンデルタの町：ミトーに到着する。 ミトーからはモーター付の木造船に乗り、メコン川の中州にある島へのクルージングが始まる。ミトーから中州へのメコン川デルタは川幅が広く、大きな船が行き来している。ミトーからエンジン付の比較的大きなボートに乗り、中州にあるトイソン島に向かう。 左下のフェリーボートはミトーから中州を越えて、対岸にあるベンチェーに向かう。

トイソン島に到着すると、エンジン付の小さなボートに乗り換え、トイソン島内の川を奥に進む。

タイソン島の中にある川は、メコン川の最下流と直接に繋がっているので、潮の満ち干の影響をまともに受ける。 このため、干潮時になると、川の両岸は露出してニッパヤシの根元が露出する。 また、潮が引くときに川岸の土砂を海の方に運ぶので、土手は大きくえぐられている。

川の上流に近くなると川底が浅くなるので、手こぎの小さなボートに乗り換えて、クルージングを続け、川に面している階段状の桟橋を上って上陸する。 トイソン島には多数の果樹園がある。その理由について、「メコン川の増水に伴って、島内の川が氾濫し、土地が洗われ、土地が自然にリフレッシュされるので、果樹が良く育つ。」と説明してくれた。 また、トイソン島にはレストランがあり、「象の耳」という名の薄い川魚を唐揚げにして、野菜と一緒にライスペーパーで包んで食べることができる。

食事が終わると、再び手こぎのボートに乗り、川幅が広い場所に移動する。 右下は、川幅が狭い場所を振り返った写真であり、暗くなっている所から出てきた。 川幅が広い所に出ると、エンジン付のボートに乗り換えて、ミトーの町に戻る。